よ・も・ぎ書店事務局
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食養では「陰と陽」という考え方がある。これはとても大事なものさしのことで、食物にはそれぞれ役割があり、体を緩めたり締めたり、冷やしたり温める働きがあるということを知っていたほうが面白いし、役に立つ。陰と陽を学び、生活の中に取り入れて、自分の体質を中庸にしていくことが大事なんです。食物にも陰と陽があるけれど、身体にも、そして病気にも、宇宙にも陰と陽があるから、あらゆるところに陰と陽を応用して生きてほしい。
『ばあちゃんの囲炉裏端 ~食養のすゝめ~』(若杉友子著)より抜粋
どんな食物が体を緩め、冷やすのか、どんな食物が体を締め、温めるのか、一目でわかるのが陰陽表です。
指導者の見解によって陰陽表の内容は変わるのですが、若杉ばあちゃんの陰陽表の特徴としては、昔から日本人が使ってきた食材かどうかに重きをおいているという点があげられます。
野草が複数入っているのも、ばあちゃんならではです。
私たちの体は、陰陽バランスのとれた中庸になっていると、健康で生き生きと暮らすことができ、心の状態も穏やかでいられます。
そのためには、中庸の穀物を食事の主体にすること。
陰陽両極端の食品を、できるだけ避けること。
この陰陽表に✖で示されているものをやめてみるだけで、体調に変化が出てくるでしょう。
若杉ばあちゃんの陰陽表を入り口にして、ぜひ陰陽の学びの世界に一歩足を踏み出してください。
体が変われば心が変わり、心が変われば人生が変わります!
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